製薬大手各社(研究職)の社風の違い
こんにちは、ありえってぃです。
20卒の就活が解禁して約一か月ですね。
皆さんESを書きまくって提出しているところでしょうか。
今回は旧帝大修士で研究職就活をした私の経験をもとに、製薬大手各社研究職の社風の違いを紹介していきたいと思います。
というのも私が就活をしていて感じたことは
「就活では企業理念を見て会社を選べというけど、製薬企業の企業理念の違いが全然わからん!どこも同じ事言ってるやん!」
であったからです。(笑)
また、実際に大手製薬会社であれば、基本的に仕事内容、給料は殆ど変わらないとも思いました。
研究する対象疾患もほとんどがマスターゲットであるがんや、神経疾患であるように感じます。
「じゃあどうやって会社を選んだらいいのー」
となると思いますが、(選べるのであれば)最後は職場の雰囲気や人間性で選ぶべきなのかな、と思います。
自分が仕事しやすい環境で働く方がいいからです。
(これを面接で言うのはどうかと思いますので、面接では上手く研究内容等で違いを見出してください。笑)
そういう経緯で、今回は私が就活をして感じた、「製薬大手各社の社員さんの雰囲気」、に焦点を当てて記事を書いてみましたので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
(全て私見ですので参考程度に読んで頂けると幸いです。)
1.武田
巨額の買収で一大ニュースにもなった武田ですが、説明会なども開催しておらず、社員と接触することも出来なかったので雰囲気はあまり分かりません。
2.アステラス
遺伝子治療や再生医療など、積極的にニューモダリティ分野に力を入れているアステラスですが、ここの社員は皆、
「優秀だけど嫌な感じがしない」
と感じました。
研究で優秀なんだろうなというのは勿論、人としてバランスの取れた柔軟な方が多いなという印象を受けました。柔軟なところは良くも悪くも日系企業ぽくないのかなと
思いました。
3.第一三共
アストラゼネカと大型提携し、ADCが非常に注目されている第一三共ですが、ここは
「the 日系企業」
と感じました。真面目で、大人しいが、熱いハートを持っているというイメージです。しっかりと働き方改革を推進していますが、ハードワークもいとわない、という方が多そうでしたので、働き足りないと思っている人も多いんじゃないかと邪推しています。(笑)
4.中外
今波に乗っているといっても過言ではない中外ですが、ここの社員は
「研究に突き抜けている」
というイメージです。正直面接等でかなり冷たく対応されたので個人的にあまりいい印象はありません。(笑)
ただ、圧倒的な成果を出していることからも、研究に突き抜けた人が多い印象です。
5.田辺三菱
ここの社員さんは人事の方しか見ていないのであまり分からないです。
なんとなく
「変わり者なのかな?」
というイメージです、すいません。(笑)
6.大日本住友
再生医療で今後の成否がどうなるか気になる大日本ですが、
「真面目で優しい」
というイメージです。がつがつしてる人が皆無でした。
皆、人がよく大人しい方が多い、いわゆる日系企業だなと思いました。
7.協和発酵キリン
核酸LNPなどニューモダリティに力を入れている協和発酵キリンですが、ここは
「明るく元気で人情深い」
というイメージです。研究職の人にしては明るくはつらつとしていて、柔和な方が多かった印象です。社訓を大事にしていて、一丸となって努力する姿勢は素敵だなと思います。
以上、今回は製薬大手各社の研究職の雰囲気を記事にしてみました。
こう見てみると、意外と雰囲気違うんだなと感じてくれるかと思います。
正直内定をどこかから選べるというのは大変難しいと思いますが、会社を選ぶ際の参考になればと思います。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。