【旧帝大受験生必見!】 数学の参考書・問題紹介
こんにちは、ありえってぃです。
今回は大学受験、それも旧帝大志望の方向けに数学の参考書を紹介していきたいと思います。
私は現在、旧帝大薬学部に在籍しています。
また、塾で個別指導の講師を4年していました。
その中で色んな数学の参考書を見てきたので、その中でも選りすぐりのものを紹介していきたいと思います。
旧帝大志望の方で、数学の勉強どうしたらいいんだろう、どの参考書やったらいいんだろう、という方はぜひ最後までお付き合いください。
コンテンツ
・まず初めに
・数学苦手なので、足を引っ張らない程度の点が取りたい、という方向け
・数学は普通、ひとまず及第点を取りたい、という方向け
・数学が得意で、点数の稼ぎ柱にしたい方向け
まず初めに
参考書の使い方に関してですが、基本的には
1冊をやり切る
これを徹底してください。
私は一度浪人してしまって、自分の失敗を振り返った時に、数学がとても悪かったんですよね。
何故かを考えると、基礎が固まり切ってないのに、あれやこれやと色んな難しい参考書に手を出して復習が不十分だったんですよね。
それから浪人時代は同じ問題を何度も何度も解きまくりました。
人間同じことをやるのって苦手だし、面白くないと思うんですよ。
ただ、それを乗り越えて問題まで覚えるほどにやると、安定して得点を出すことができるようになってきたんですよね。(少しやりすぎかもしれませんが。笑)
皆さんには失敗して欲しくないので、まわりが違う問題集に手を出したとしても焦らないでください。自分がやるべきことを淡々とやっていれば結果はついてきます。
なので、この
1冊を徹底的にやり切る
という事を肝に銘じてほしいなと思います。
では紹介に移っていきます。
数学苦手なので、足を引っ張らない程度の点が取りたい、という方に
旧帝大志望だけど数学苦手、という文系の方は多いのではないでしょうか。
また理系に行きたいけど数学苦手、という方もいるでしょう。
そういった方には
「青チャート」 数研出版
をお勧めします。
なんだそれかと思うかもしれませんが、結局これが一冊丸々解けるようになれば、旧帝大の問題であれば、基本的に対応できます。
難点としては非常に分厚くてやる気が起こりにくいという事です。笑
なので難易度の簡単なものはどんどん省いていって、自分が苦手なところのみを何回も何回もやる、というようにしてください。
まずは例題を何も見ずに解けるようになってください。これだけで十分な力が付きます。
数学は普通、ひとまず及第点を取りたい、という方に
旧帝大の試験の数学で点差を広げられたくない、合格者平均は取っておきたい、という方には
「理系数学 良問のプラチカ」 河合出版
をお勧めしたいと思います。
文系用のもあるはずなので、文系の方はそちらを参考にしてください。
こちらも良く知れた非常に優れた問題集ですね。
この問題集を完璧にできるくらいにやっておけば、阪大、京大、東大レベルでもそれなりに対応できるかと思います。
先ほどの青チャートと違って入試形式の問題で出てくるので、基礎をいかに応用するかという事が身につくと思います。
入試問題は三角関数ですよ、微積ですよ、と問題は指示してきません。
基本を積み上げた上でどのようにそれらを組み合わせるかが問われます。
その意味でこのプラチカは非常に優れた良問題集だと思います。
青チャートレベルが完璧になったらこっちをこなすのがいいと思います。
数学が得意で、点数の稼ぎ柱にしたい方に
プラチカが完璧にできるようになれば、旧帝大の数学は基本的に対応できるようになるかと思いますが、東大、京大レベルでしっかり点を取る、さらに他の大学でも高得点を狙うとなると更にレベルアップが必要かと思います。
そんな方には、
「大学への数学 新演習」 東京出版
をお勧めします。
はっきり言って私はこの問題集難しすぎると思います。
が、これを完璧にやりこなす時間があるのであれば、じっくりと取り組んでみてください。
おそらく、東大でも数学に関しては上位に入れるんじゃないでしょうか。笑
ただ、見たこともないような解法であったり、知識を学べるので数学好きには堪らない一冊になっています。
終わりに
以上が、旧帝大志望者のレベル別お勧め参考書・問題集でした。
いかがだったでしょうか。
もし自分がどのレベルかわからない、という人は本屋さんでパラパラっとこれらの参考書を見てみて、
「半分以上わからない」場合一個下のランクの問題集をやるようにするといいでしょう。
入試は数学だけでなく、他の科目でも点数を取ることが重要ですので、
入試までの日数や科目のバランスなどを鑑みて勉強ペースは変えてください。
一つ言えるのは
受験勉強は早く始めたもの勝ち
という事です。
数学が苦手だと自覚している人は早めに青チャートに取り組み始めて、プラチカでの勉強に移行するようにしましょう!
今回の記事は以上になります。
もし質問や相談等あればコメントしてくださいね。
それでは頑張ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。